W-chinken活動レポート Vol.5 〜繁忙期も終わり、今すべきことは〜
繁忙期も終わり、今すべきことは
2017春の繁忙期、いかがでしたか。満足のいく結果を得ることが出来ましたでしょうか。
今年の繁忙期は昨年末からこの4月の第一日曜日(4/2日)までの4か月間だったとの感想を皆さん体感をされたのではないでしょうか。徐々に前倒しになって来ているものの最後は、公務員の異動辞令が出る3月末からの週末が最後の賑わいで収束する。年々間延びはしてきているものの3月の盛況ぶりは繁忙期といっても十分通用するでしょう。しかし、ここにきて成功を収めたといえるのは、
ハウスメーカーが運営する管理(サブリース)物件がダントツの1位
それに地場の優良な管理(自社)物件を抱える一握りの会社
だとの分析は概ね間違いではないでしょう。
では、中古物件が主体の中小管理会社や個人オーナーにとっては繁忙期の恩恵をうけることはもう出来ないのでしょうか。
残念ですがわかりません。今、和歌山市内には30,000戸の賃貸住宅があり、その25%強が空室だと云われています。つまり7,500戸の空室があるわけですが、現在和歌山市には賃貸仲介を主力として行っている不動産業者は
T社 | 4店舗 |
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R社 | 4店舗 |
E社 | 2店舗 |
K社 | 2店舗 |
M社 | 1店舗 |
その他 | 3店舗 |
計 | 16店舗 |
平均月間契約数を 30契約として 16店舗×30契約×12か月=5,760契約
つまり75,00戸の内、76%しか決まっていっていないということなのです。
貴方の物件がこの中にはいるのか、それとも1,740戸の残念な結果に次の繁忙期にも為っていくのかはわかりません。ただこれだけは間違いなく申し上げれます。今年の失敗を総括せず漫然として日が過ぎていくことに甘んじられる方は次の繁忙期にはなどと考えない方が良いでしょう。
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この一連の流れの中の失敗原因を摘出する作業に役立つチェック項目を最低限度ですが上げてみます。
1から3までの原因分析のためのチェックは以上です。本来はまだまだチェックしなければいけない項目はあるのですがここでは最低限度のチェック項目を下記PDF資料としてご用意致しました。なお、チェックされる際は一人でするのではなく貴方の配偶者または跡継ぎ(相続予定者)と共に行うことをお勧めいたします。
いかがですか、この結果をみて浮かびあがってきた課題は容易に修正できるものばかりでしたか。この課題になんとしても取り組むことこそが大切だと私はおもいます。
資料 | 空室原因チェックリスト |
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(了)
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